気仙沼へ行く。(その3)巨釜と半造へ

その2からのつづき)
朝一番で向かうは巨釜。巨釜には「折石」という岩があり、数年前に旅行雑誌で写真を見た時から一度行ってみたいと考えていた場所。
巨釜は昨晩宿泊した御崎野営場から、車で10分少々といったところ。一本道なので、特に道に迷うこともなくスムーズに到着。広めの駐車場へ車を止めてから折石の展望ポイントへと向かう。

海岸線に一本の石の棒が突き立っている。そうあれが折石だ。何かに似ているな、と思って考えていたらオリンピックの聖火台だった。校庭にある国旗掲揚ポールにも見えなくもない。このような天然の造形物の場合「どれがそれだ?」「ああ、あれではないか?」と、いうようなことも少なくないのだが、折石の場合は「あれだ!」とすぐにわかるのがいい。

気仙沼市のホームページによると「明治29年の三陸大津波の際に、先端が約2mほど折れたことからこの呼び名がつきました。」とのこと(ちなみに折れる前は「天柱岩」だったらしい)。
もしも現地に行った時に「なぜ、折石というの?」と、ちびっ子や恋人に質問された際には、今のエピソードを語ってあげていただきたい。


ついでに「高さ16メートル、幅3m。大理石でできているそうだ」と付け加えると「どうしてそんなに詳しいの?」と切り返されるかもしれないので、その時は平静さを装いながら「男は旅の前に、あらゆる情報を調べるものなのさ」などと答えてみるのもいいかもしれない。まあ、そんなこと普通は言われないと思うけれど、もしかして言われた場合はぜひ使ってみていただきたい。

写真を撮影してから車に戻り、次に向かうは「半造」。半造と巨釜は隣接しているので、数分で到着。駐車場へ車をとめて、そこから展望ポイントまで数分ほど歩くことになる。駐車場近くのグラウンドで、年配の方達がゲートボールをしている。「やあ!」とか「ナイス!」とか「カーン」という球の音がこちらまで響いてくる。そういえば10年以上前は、近所の公園でもゲートボールをしている人を見かけたけれど、最近はあまり見なくなったような気がするのだけど実際はどうなのだろう。

ゲートボーラーが「いいよ! いいよ!」と歓声を上げながらプレイしている横を過ぎて、半蔵の展望ポイントへ到着。実は、と強調するほどのことでもないが、巨釜と半造と両方とも駐車場から数分ほど勾配のある道を歩かなければいけなかったので、若干足腰に疲労が溜まり始めていた。山歩きが好きなくせに、このくらいで疲れたというのも情けないのだが、朝一に野営場の遊歩道を歩き、そして巨釜と半造の遊歩道を連続で歩いたので少しくたびれてしまったのだ。でも、ここを乗り切れば今日は特に歩くようなこともないから頑張ろう、と思いながらせっせと歩く・・・そう、この段階では、そう思っていた。まさかこのあと・・・(その4へつづく

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