【Amazon】Fire7タブレットに、マイクロSDカード（３２GB）を追加
Fire 7の弱点「ストレージの容量が少なすぎる！」
しかし、そんな「ハイコスパ」のFire7でも不満な点がひとつあった。すでにこの記事のタイトルでも察しがつくと思うけれど「ストレージの容量が少ない」のである。Kindleでも雑誌やムック本をダウンロードすると、あっというまに圧迫してしまう。音楽やアプリも、使わないものはこまめに削除しなけれないけないので、めんどうくさい。
格安のマイクロSDカードを装着しよう
そこでふと「格安のマイクロSDを装着して、ストレージを拡張してみよう」と考えた。カメラやドライブレコーダーのSDカードは信頼できるものを使いたいけれど、Fire7ならばデータが壊れてもダウンロードすればいいのだから、格安のものでいいじゃないか、と思ったわけである。さっそくネットで探してみると、送料込みで５００円ほどで購入できる32GBのマイクロSDを見つけた。５００円！？と驚いたあと、さすがにこんなに安いのはどうなのだろう？ という気持ちが湧き上がってきたのだが、初志貫徹で注文してみることにした。
一気に29GBまで確保
今回購入したのは、microdriveというメーカーのSDカードである。どうやら中国のメーカーらしい（よくわからない）のだが、とりあえずフォーマットしてからFire7に装着してみることにする。
それにしても、マイクロSDは本当に小さいですね。こんなに小さくて、本当に大丈夫なのか、と心配になったりしながら、Fire7にカードを挿入する。
装着前は内部ストレージの5.63GBのみだったが（補足 自分が所有しているFire7は第７世代の８GB。最新のFire7は16GBの仕様）、
SDカードにダウンロードする項目も、カテゴリーごとに設定することができる。自分の場合は、今後は全部SDカードにダウンロードする設定にすることにした。
使い勝手が、かなり向上。
さっそくSDカードに所有しているkindle本を７０冊ほどダウンロードしてみたところ、2,9GBと表示されていた。これを目安にすると、１５０冊ほどダウンロードしても、まだ20GB以上残っていることになる。Kindle本のダウンロードに関しては、冊数を気にせずダウンロードできる環境になった。あわせて、映画もダウンロードしてみる。ダウンロード時に「最高画質・高画質・標準画質・データーセーバー」と画質を選ぶことができる。高画質・１２０分前後の映画で、0.7~0.8GB前後のデータ量になる感じ。試しに３本ほどダウンロードして、移動時に閲覧してみたのだが、読み込み速度が遅いとかエラーになることもなく最後まで観ることができた。
Fire７は画面サイズも小さいし、そこまで熱心に映画を観ることは少ないかもしれないが、気になっているけれど時間がなくて見そびれていた作品などを数本ダウンロードして、空き時間に確認する方法に使えると思う。面白そうだったら、自宅に帰って大画面で改めて観る、というような使い方ができるのもタブレットならではの活用方法かもしれない。
Fire7のマイクロSDは「３２GB」がおすすめ。
最初は６４GBにしようか、３２GBにしようか迷っていたのだけど、ざっくりと試してみた感じでは３２GBでも、自分の場合は必要十分と感じた。kindle本を１０００冊以上持ち歩き、映画も常に数十本ダウンロード、というような使い方には適していないと思うけれど、必要な分だけダウンロードして見終わったら随時削除、というような使い方であれば３２GBでもよいのではないかと思う。とりあえず500円の投資でここまで使い勝手が良くなるのならば、もっと早く試せばよかったと思う。Fire7の本体が格安で販売されている（自分の場合は、セールで3.280円だった）ので、SDカードを購入するよりも買い換えた方がいいのかもしれない、と躊躇していた部分もあるのだが、500円ならば十分に満足できる投資だと個人的に感じている。自分と同じように「格安のマイクロSDカードを買おうか迷っている人」の参考になれば幸い。
関連：
（１）Fire7 にダイソー３００円スピーカーを
（２）プライムセールで、AmazonのFire７タブレットを購入
（３）Fire7にiPhoneからテザリング可能に
