大王わさび農場へ 秋の長野を巡る旅(3)

大王わさび農場 川
今回の長野を巡る旅の初日は「安曇野市」だ。今となっては、なぜ安曇野市に行こうと思ったのか忘れてしまったが、そもそも今回の旅に出かける直前まで、安曇野市のことは、よくわからなかったのだが、気になるということは何か理由があるのだと考え、初日の宿と観光拠点は、ここに決めたのである。

決めてから、周りの人たちに「今度の旅では安曇野市へ行く」と話したところ「ああ、ドラマの舞台になったところですよね」というような反応が返ってきた。もちろん自分は、そんなことは知らなかったし、ドラマも見たことがないのだけど、もしかするとどこかで無意識のうちに、その情報を見たのかもしれない。誰かが話しているのを聞いて、頭の中にインプットされたのかもしれない。それはわからないけれど、注目されている場所に行くというのも大切なことなので、わくわくしながら観光を始めることにする。

大王わさび農場
長野自動車道の豊科インターから、一般道路へと降りる。最初に向かったのは「大王わさび農場」だ。黒澤監督が映画のロケに使用したという話や、わさびソフトクリームなどが気になり行ってみることにした。

カーナビで目的地をセットする。インターからは、さほど遠い距離ではない。前を走る松本ナンバーの車を見ながら、のどかな田園風景の道を走る。思っていたよりも交通量が多い。通行した道路が対面一車線だからなのかもしれないが、かなりゆっくりとしたスピードで進む。

数十分ほどで、目的地の駐車場へ到着。駐車場の入口に来てみて、その車の多さに驚いてしまう。大型観光バスも数台並んでいる。自分のイメージでは「こじんまりとした、のどかな観光スポット」だったのだけど、どうやらそれは間違っていたようだ。たくさんの人たちが連なって入口に向かって行く様子を見ていると、自然に気分がわくわくしてくる。

まず最初に向かったのは、水車小屋だ。とにかく水の透明度がすごい。水わさびの育成には「きれいで豊富な水量の水が必要」と、何かで読んだ記憶があるような気がしていたけれど、さもありなん、といった感じだ。河の底でゆらめいている、水草の姿まではっきりと見える。ここで採れる、わさびは美味しいだろうなあ、と思いながら園内を巡っていく。

繰り返しになるが、最初に自分が想像していたよりも「大王わさび農場」の規模は、とても大きなものだった。わさび畑も、その先が見えないほど、広大な敷地内で栽培がされている。畑の横で休憩している作業員の方がいたけれど、これだけの規模のものを管理するには、どれほどの人員と労力が必要なのだろう、としみじみする。

施設の横のところに「水に手足をつけてみましょう」というスポットがあったので、ちびっこたちにまじって、水に手をひたしてみる。冷たい! でも決して厳しい冷たさではない。どことなくやわらかさを感じる冷たさだ。この水は、どこから流れてくるのだろう? おそらく長野の山々から注がれてくる水だろう。そんなことを考えていると、すでに頭の中は山の風景でいっぱいになってくる。自然とにやにやしてしまう。

もう少し、ゆっくりとしていたいが、なにせ時間が限られた観光客の身。ぐるりと園内を巡り「わさびソフトクリーム」を食べ(うおっ、これは確かにわさびだ! というよりは、やわらかい美味しさでした。うまかった)おみやげに、わさびかりんとうを購入して外に出た。次に向かうのは、安曇野ちひろ美術館。


秋の長野を巡る旅 その3「安曇野ちひろ美術館」へ

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