上高地へ行く(1) 秋の長野を巡る旅

上高地への切符
今回の長野旅行の目的のひとつは「上高地へ行く」ことだった。上高地と言っても、登山に興味がない方にはピンとこないかもしれない。実際に妹に「長野へ行く」と話したところ「長野って何があるの?」「上高地へ行くんだ」「ふーん」と、いった感じだった。

しかし、登山好きの人間にとっては日本(北)アルプスの玄関であり「聖地」と言っても言い過ぎではない場所なのである。

数年前に長野に来た時には、オフシーズンだったため、松本市から上高地方面を眺めただけで終わってしまっていたこともあり、今回はとても楽しみにしていた。一番の心配事は天気で、出発時の天気予報では「曇りのち雨」となっていた。アウトドアの大敵は、なんといっても雨。曇りでもいいから、なんとか雨だけは避けてくれ、と願いながら迎えた当日は、なんと抜けるような青空。雨雲なんて視界の端にさえ見えない。すべてが整った。ありがとう、と誰に言うのでもなくつぶやいてから車に乗り込んだ。

現在、上高地へは自然保護の観点から一般車両の乗り入れが禁止されている。自分たちのような一般の人間が上高地入りするには、おおまかにわけて、

1)電車 → バス → 上高地
2)バス → 上高地
3)車 → バス 上高地

のように、何らかの交通機関を利用して上高地入りすることになる。自分の場合は、上高地から降りてきた後、そのまま車で移動する必要があったので、3)のプランで行くことにしていた。今回の具体的なルートを示すと、

1)安曇野市(ホテル)車で移動 → 2)沢渡(駐車場)バスに乗り換え → 3)上高地

と、いう流れになる。前日に宿泊したホテルのフロントの方に上高地までのルートを質問したところ「途中細い道があるけれど、おおむね走りやすいルート」と教えていただいたのだが、実際に走ってみると、ちゃんと舗装されているしバスも走っているルートなので特に問題なく走行することができた。「松本市から沢渡までは、通常で一時間弱くらいだけどシーズン中は大渋滞する」と聞いていたので、早めに出発(安曇野市を6時に出発)したところ渋滞もなく、1時間30分ほどで沢渡(さわんど)へ到着することができた。

到着したのは、午前7時過ぎだったのだけど、すでに駐車場は「ほぼ満車状態」になっていた(実際に、自分が帰るころには『満車』の表示が出ている駐車場もあった)。9月の連休でこの混みようだから、夏休みや紅葉のシーズンにはかなり混雑しているのだろう。早めに出発してよかった、と思いながら真っ青に晴れた空と山々を眺めながら準備を始める。家族連れの姿も多い。「親子三代」と思われるグループもある。おじいちゃん(と、思われる方)は杖をついているものの、さっさと支度をすませて孫(と、思われる子)よりも先に歩き出している。「じいちゃんは、ここに来るのは20回目くらいなんだぞ」と孫に話して聞かせているのかもしれない。そんな様子を眺めているだけでも、楽しい。山に来たのだ、という気分になる。

沢渡にはいくつか駐車場があるのだが、ちょうど今回自分が駐車したところの入口付近に、上高地行きのシャトルバスの乗車口&乗車券売り場があったので、そこで往復の券を購入して乗車する。

特に混雑もなく、バスの乗車率も60%くらいだろうか。わりと年配の方の姿が多いように思える。服装も街歩きと同じような方もいるかと思えば、大きめのザックを背負った人もいる。そのような様々な人たちを乗せて、バスは上高地へと出発する。乗車時間は約30分。いよいよ上高地が近づいてくる。






秋の長野を巡る旅 その4−2「上高地へ行く&歩く(2)」

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