Jinsの「サポートレンズ」でメガネをつくる。
遠近両用レンズで、メガネをつくりたい。
それ以来「遠近レンズでメガネを作りたい」と思っていた。老眼という言葉は心地よいものではないが、それ以上に「新しいレンズを試してみたい」という気持ちが強かったのだ。そのようなわけで、JINSで「遠近レンズ」でメガネを作ることにした。なぜZoffではなくJinsにしたかというと特に深い意味は無い。「前回Zoffで作ったから、今回はJINSで作ろう」程度のカジュアルな気持ちである。
視力を測定してもらう……、驚きの判定結果!?
Jinsの店舗に行き「老眼が始まったみたいなので、遠近レンズが気になっている」と相談すると「それなら、視力を測定してみませんか」と提案を受けた。ではお願いします、と測定してもらうと「現在の視力だと、遠近レンズは使用できません」という答えが返ってきた。
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説明によると「老眼が始まった段階なので、累進レンズはまだ必要ない。現在の視力だと通常のレンズで大丈夫」ということらしい。
本来ならば「通常のレンズで大丈夫」と言われたなら、そうなんですか? それはよかった、と喜ぶべきだと思うのだが、すでに遠近レンズを試す気満々だった私は「えっ! 遠近レンズは使えないのですか?」と残念に思ってしまっていた。
いやしかし、最近疲れ目もひどいし、近くのものにピントが合いにくい気もするし、と思うものの、データとして「必要ない」し「対応できない」と断言されてしまうと、これはどうしようもない。
実は、メガネを買い換えるつもりで「Jinsの福袋(商品券)」を購入してしまっていた。商品券には有効期限があるので、普通のメガネを作るしかないのか? などと予想外の答えに戸惑いつつ、とりあえずその日は視力のデータを記録してもらいメガネを選ぶのは後日ということになった。
サポートレンズを、おすすめされる
数日後、移動中に前回とは別の店舗のJinsの前を通った。平日の午後ということもあり、店内には自分しかいなかったので、店員さんに前回の測定内容を話しつつ相談してみることにした。すると、では視力を測定しましょう、ということになり、前回と同様の検査を行ったあと「遠近レンズは必要ない(対応できない)」という結果になった。
ところが、ここから前回とは話の流れが変化する。「遠近レンズでは対応できないが、サポートレンズ(Jins Support Lens)であれば対応できる」という提案があった。
どうやら「サポートレンズでも、遠近レンズと同様の効果を得られる = 近くを見る時に負担が減る」ということだったので、遠近レンズとサポートレンズの違いはよくわからなかったが「ぜひ、それで!」とお願いすることにした。追加料金は5.000円(税別)なので、遠近レンズと同額だった。受け取りは1週間後である。
違和感なし。思っていたよりも使いやすい
1週間後、メガネを受け取りに行った。早速使ってみる。顔の位置を動かさずに視線を下に向けると、確かに見えやすくなる。「通常のレンズとは見え方が異なるので、慣れるまで気をつけて」とアドバイスを受けたのだが、個人的には違和感もなく、すぐに通常のレンズと同じような感覚で使うことができた。
購入してから、外を歩いたり、デスクワークの際に使ってみたりしたのだが、とくに気になる点はない。夜になると目の疲れがひどかったのだが、このレンズにしてからは軽減されているように感じる。もちろん、これで全ての問題が解決されるわけではないのだが、プラス 5.000円であれば試しても良いオプションではないか、というのが個人的な感想である。
年齢を重ねると、自分で実感しているよりも身体に負担がかかってくる。ある日突然大きな変化があるのではなく、じわりじわりと変化していくので気がつきにくい。 違和感をもった段階で相談してみることが大切だし「人生100年時代」ともなれば、定期的なチェックが必要だろう。あたらしいものが開発されたならば、めんどうくさがらずに積極的に試してみたい。そんなことを考えました。
・補足の口コミ
メガネの位置がずれる(つまり最初に設定してもらった、瞳の位置がずれる)と、視界がぼやける時があることに気がつきました。店員さんによると「フレームの位置が、前後や上下左右に少しずれた時に、ピントが合わなくなる場合がある」とのこと。メガネが正しい位置にあるか確認することが大切だそうです。いちおう、補足しておきます。
・補足の口コミ(2)
フレームの位置を調整してもらった際に、店員さんと雑談をした際に「遠近両用レンズとサポートレンズは、見え方が異なるので早めに慣れておいた方がいいかもしれません」というような話になった。現在の私の視力では「遠近両用レンズは不要」という判断になったわけだが、さていつごろから遠近レンズに切り替えるべきなのか?迷いどころである。