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【バリ島へ行った話 まとめ】遠くて、近くて、遠い場所。(はじめてのバリ島旅行記)

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旅をする、ということは極めて個人的な体験 である。同じ時間に、同じ場所を旅したとしても、そこに見えるもの感じるもの記憶に残るものは様々である。同じようで、同じではない。ある人にとって「人生を変えるような体験」が得られた場所でも、ある人には「確かに面白いけれど、そうでもない」場所であることあるだろう。同行する人、周囲に居合わせた人、天候、諸々の事象によって、それはつくられていく。 今回の【バリ島へ行った話】も、私の個人的な体験を書き連ねていった。私にとっては「記憶に残った体験」を書いてきたわけだが、あまりにも個人的な体験が中心のため、読んで下さった方に役立てていただける情報はほとんどないだろう。それでも、どこか何かを共感していただける部分があったのなら、筆者としてはほんとうにうれしい。 まだ書こうと思えば続けられそうなのだが、当初の目標だった「10回更新」は達成できたので、予定通りここで終わりにしようと思う。そういえば、バリの伝統舞踊(レゴンダンス)を鑑賞した話や、その時のガムランが素晴らしかったこと、ウブドの夜や、バリアンを訪問したことなどなど、書いていないことがたくさんある。やはりもう少し続けてみようか、と一瞬思ったのだが、やはり初志貫徹で今回で終了することにする。 まとめてみると、 私にとってバリは「遠くて、近くて、遠い場所」だったように思う。 初めて行ったのに、どこか懐かしいような既視感があった。まるで「日本国内を旅している時のようだった」とは、さすがに言い過ぎだと思うのだが、そこまで遠くの国へ来ているような気がしなかった。また来年の夏になったら遊びに来るよ、と祖父の家を訪問する時のような距離感。行こうと思えば行けるけれど、普段はちょっと遠く感じる場所。そんな印象のある国だった。 またいつかバリへ行ってみようと思う。それは数年後か、数十年後か、それはわからない。それでも、少なくとももう一回、二回は、残された人生の中で訪問することになるような気がしている。その時バリは、今回と同じ表情で迎えてくれるのか。それとも大きく変容しているのか。それもまた楽しみにしてみたいと考えている。 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。 【関連】 【バリ島へ行った話(1)】出発前夜 【バリ島へ行った話(2)】パスポート&ビザ申請 【バリ島へ行った話(3)】航空券とweb

【バリ島へ行った話(10)】トラブル発生。スマホが使えない!?【ポケットWi-Fi紛失事件】

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旅にトラブルはつきものである。今回のバリ旅行でも、いくつかトラブルがあった。ヴィラの回で「 ソケットトラブル 」について書いたが、今回はもうひとつ「ポケットWi-Fi紛失事件」について書いてみようと思う。  海外旅行でスマホは必須アイテムである。店探しから、マップから、ホテルの予約、そして飛行機のチケットまで、ほぼすべてをスマホに頼っているのが現状である。そんなスマホが使えなくなったとしたら…。 ポケットWi-Fi事件 バリ旅2日目のことである。私たち2人はウブドを散策することにした。一旦、ガイドさんと別れ、2人だけでウブドを散策したあと、ガイドさんと合流することになった。ウブドを散策するのは初めてだったが、スマホがあれば集合場所までたどり着けると思ったし、とくに難しいことは起きないだろうと思っていた。 そう、スマホがあればね。 実際に、ウブド散策はスムーズに始まった。行ってみたいと考えていた店に行き、探していたものも見つかった。いい買い物ができたね、近くにこの店があったら定期的に寄りたくなるよなあ、また来たいね、とそんな言葉を交わしながら、店を出てマップを確認しようとスマホを取り出した時に気がついた。 スマホの電波が来ていない! そう、ポケットWi-Fiの端末をガイドさんの車の中に置いてきてしまったのだ。 海外の知らない場所でスマホが使えなくなる瞬間は、想像以上に精神的ダメージが大きい。突然身ぐるみを剥がされて、 無一文で放り出された様な気分 。ガイドに連絡もできないし、マップで約束の場所を検索することもできない。もちろんヴィラに電話もできない。どうしたらいいんだ? さて、どこへ相談すればいいのだろう? とりあえず待ち合わせの場所の近くに行ってみよう、と妻と2人で歩いて行ったのだが、その場所がわからない。フリーWi-Fiがあるかもしれないと周辺を探してみたりしたものの、やはりこれもよくわからない。ガイドさんは、待ち合わせの場所で待っているはずである。仮にこのまま時間が経過してしまったとして、あれ?何かトラブルがあったのだろうか? と探しに来てくれる確率はほとんどないだろう。下手すると、夜までそこで待っていてくれるかもしれない。そんな雰囲気がある。 さあ、どうする? これから、どこへ行けばいいのだろう? しばらく考えた未来、先ほど買い物した店に戻って 店のWi

【バリ島へ行った話(9)】バリといえば、スパ!?(はじめてのスパ&エステ体験)

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バリといえば「スパ&マッサージ」 個人的に 「バリ =スパ&エステ&マッサージ」というイメージがあった。 なぜそのようなイメージを抱いたのかは忘れてしまったのだが、手頃な料金で気軽にスパ&マッサージを受けられるという印象があった。しかし 私は今までに、スパやマッサージを受けたことがない 。登山で膝を痛めた時に、接骨院で施術された程度である。ましてや エステなどという言葉は、私の辞書には存在していなかった。 さらに「男がエステ? いやいや男の顔なんて、水で洗っておけば十分だ!」と、昭和生まれの男らしい偏見(?)もあった。なので、 妻がエステに行っている時間、他のことをして過ごそうか と考えていたくらいだった。 しかしガイドブックなどを見ていると、どうやら男性も普通に受けているらしい。妻に「男でもスパとかエステなどを申し込んでもいいのだろうか?」と聞いてみると「え? いいと思うよ」と、当然あなたも受けるでしょう? といったような雰囲気だったので、ああそうなのか、じゃあせっかくだから体験してみようか、ということになった。旅の恥は掻き捨て、というやつである。使い方が適切ではないと思うが、まあそういう流れである。 まずは「バリニーズ・マッサージ」を体験 今回は2店舗で施術を受けることができた。最初の店舗はガイドさんに 「バリニーズマッサージを体験してみたい」 と相談したところ、予約をして連れていってもらった店である。妻と2人で個室へ連れていかれ、40分ほどマッサージをしてもらった。日本語は通じず、片言の英語で会話をする店だった。 正直なところ「あまり記憶にのこらない」内容だった。「バリニーズマッサージは、痛いかもしれないので、痛いときは言ってください」と事前に説明されていたのだが、特に痛いこともなく 「やんわり、ほぐされている」という感じで終了してしまった。 「うーん、これは効くなあ!」といった瞬間を期待していたのだが、なんとなくぼんやりとした感じで終了してしまった。料金は4.000円くらいだったと思う。 こうして「はじめてのマッサージ体験」は 「まあこんな感じかな」という印象で終わってしまった。 「もっと強く!」などとリクエストすればよかったのかもしれないが、私の語学力不足とコミュ力不足で、なとなく終わってしまったのだった。つまり、悪い印象はないが、特筆するようなこともなく

【バリ島へ行った話(8)】滝に打たれて、浄化されたい。(ムルカット体験)

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バリで、滝に打たれたい。 妻が「滝に打たれたい」という。 バリでは寺院などで水を浴びて浄化する「沐浴」という習慣があるのだが、滝に打たれて浄化する 「ムルカット」を観光客でも体験する ことができるらしい。 実際のところ、内容をよくわかっていなかった私は「ああ、いいよ」と返事をした。今までの人生で滝に打たれたことはなかったので良い経験になりそうだし、初めての滝行がバリというのも、趣深い体験になると思ったからだ。 なによりも、女性(妻)に「〇〇を体験してみたい」と言われたのなら(たとえ、内容がよく理解できていなかったとしても)「ああ、いいよ」と答えるのが、男性(夫)としての適切な振る舞いであろう。その方が、きっと世界はうまく回る、はずで、ある。 そのようにして「ああ、いいよ」と参加した、バリ島での「ムルカット体験」だが、実際には伝統に則った貴重な体験をすることができ、充実した時間を過ごすことができたので、これから感想を記してみたいと思う。 伝統的な「ムルカット」体験 今回の「ムルカット体験」は「ダリ・ハティ・バリ」という、バリのツアー業者さんにガイドお願いした。先導してくださるワヤンさんは、聖職者の資格をお持ちということで、 伝統的な作法に則った体験ができる ということだった。私は「滝へ行って、手順を教えてもらい、滝に打たれる」という簡単なイメージで参加していたのだが、滝に向かう途中から伝統的な手順を踏まえて体験することができるということだった。にわかに気が引き締まってくる。 宿泊しているヴィラから車で移動すること、1時間30分あまり。バリのまっすぐな陽射しと新緑に包まれた渓谷の間に、今回ムルカットを体験する 「スバトゥの滝」 がある。まずは参道への入口で二体の神様にお供えをしてから、滝へとつづく階段を降りていく。私たちの他に、滝を目指す人たちは数名ほど。他の観光地とは異なり静かで落ち着いた、そしてバリらしい熱気がほのかに感じられる場所である。 遠くて、どこか懐かしい場所 階段を降りていると、 日本の里山をトレッキングしているような気分 になった。週末に、近場の山をぐるりと散歩している時のような気分というのだろうか。確かにここは、日本から飛行機にのって5.000km以上も離れた場所だというのに、どこか日本にいる時のような感覚になるのが不思議だ。しかしもちろん、ここはバリ

【バリ島へ行った話(7)】グヌンカウィ・スバトゥ寺院へ(はじめてのバリ観光日記)

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バリ島には世界遺産を始め、美しい寺院がたくさんある。「色々な場所を見てみたい」と思っていた私たちは2日間かけて 「タマン・アユン寺院」「タナ・ロット寺院」「ティルタ・ウンブル寺院」 など、様々な寺院を見て回った。それぞれの寺院にそれぞれの歴史があり、特色があり「行ってよかった」と感じる場所ばかりだった。 その中でも個人的に(あくまでも個人的に)印象に残った寺院を選ぶとするならば 「グヌンカウィ・スバトゥ寺院」 になると思う。まず最初に特筆すべきは「観光客が少ない」という点である。 他の寺院は多くの人で賑わっており、いかにも「有名な観光スポット」といった雰囲気であった。ところが 「グヌンカウィ・スバトゥ寺院」は驚くほど観光客がいなかった。 私たちの他に数名程度だったと思う。むしろ沐浴する地元の子供達の姿の方が多いくらいで、静かで落ち着いた気配を楽しむことができたのだった。これだけでも十分に訪問する価値がある場所だと思う。 ・バリ島の寺院を訪問する時のマナー バリ島の寺院を訪れる際には、守るべきマナーがある。そのひとつに 「露出を控えた服装をする」 ということ。男女ともに短パンのように足が出ている服装をしている場合は、サロン(サルン)と呼ばれる布を腰に巻いて肌を隠す必要がある。 私は短パンを履くつもりだったので、日本からサロン用に布を持参していた。ガイドさんに「これでも大丈夫ですか?」と確認してもらうと「日本から持ってきたのですか? えらいですね」と褒めて(?)いただけた。とくに色や柄にきまりはなく、好きなものを選べば大丈夫です、とのことだった。 巻き方がわからないので、ガイドさんに布を渡して巻いてもらうことにする。「男性の場合は、こう先の部分を前に垂らして・・・」と、 あっというまにサロンを巻いた男の完成 である。ちょっと巻きスカートを履いているような気分で新鮮だった。その時の写真が、こちらだ。 この時はメッシュのスニーカーを履いていたのだが、ちょっとバランスが悪く見える。現地のガイドさんはサンダルだったので、自分もサンダルに替えた方がよかったかもしれない。マナーを守りつつ、自分らしいコーディネートを楽しんでみるのも楽しいと思う。 ・気に入ったサロンを手に入れて、寺院へいこう ちなみに妻は、 寺院に向かう前にバティック専門店に寄って、サロン用の布を購入 していた。そこ

【バリ島へ行った話(6)】カーチャーターで観光しよう。

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・バリ島でカーチャーターを バリ島には鉄道がないので、交通手段は主に車ということになる。今回私たちは、 主な移動手段として「カーチャーター」を利用 することにした。カーチャーターについて簡単に説明すると 「車貸切サービス(ドライバーとガイド付)」 である。1台ごとに専用のドライバーとガイド(日本語ができる現地の方)がついてくれて、希望する場所へ案内してくれるという、観光客にはありがたいサービスなのである。 「1台ごとにドライバーとガイドがついたら、料金は高いんじゃないの?」 あなたは多分そう考えたと思う。私もそう思っていた。ところが「10時間の契約で、一台あたり一万円前後(拘束時間、移動距離等で異なる)で利用できるのである。つまり「10時間のカーチャーターの利用代金が1万円とする。それを 2名で利用したとするならば、一人当たり5.000円 」になるのだ。専用のドライバーとガイドさんがついてくれるのだから、お手頃なサービスだと思う。 今回、私たちは2日間カーチャーターを利用したのだが、 外国で「ガイド(通訳)」にサポートしてもらえるということが、これほど安心感があるものなのか と実感した。わからないことがあれば日本語で質問し、日本語で答えが返ってくるありがたさ。さらに、 「コピルアック・コーヒーって、美味しいですか?」 「飲んでみますか?」  「飲みたいです」 「では、途中に農園があるので、そこに寄りますか?」 「お願いします」 (20分後) 「ここは今日、おやすみだそうです。近くにもうひとつあるので、そこへ行ってみましょう」      と、こちらの希望を汲み取って予定を変更してもらうこともできた。ツアーでは行かないようなマニアックな場所も、事前に相談してOKであれば連れていってもらうことができる。観光案内はもちろん、買い物の際にもわからないことがあればサポートしてもらえたので、 かぎりなくストレスフリーの時間を過ごす ことができた。今回のバリ旅で充実した時間を過ごせたのは、お世話になったガイドさん達のおかげである。 ・もちろん「相性」はある 私たちは満足したし、サポートに感謝したのだが、ガイドさんによって相性があるのは事実である。文化の異なる方にガイドをお願いするのだから、なおさらである。 たとえば、今回 1日目のガイドを担当していただいたSさん は、

【バリ島へ行った話(5)】ヴィラに泊まりたい。(そもそもヴィラって何?)

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・ところで、ヴィラとは? ここまで「ヴィラ」という言葉を連呼してきたが、 「そもそも、ヴィラって何?」 という人も少なくないと思う。正直、私も明確な定義はわからない。専門家でもない。そんな私なりの解釈を説明すると 「戸建ての宿泊施設」 ということで、おおむね当たっていると思う。日本でいうところの「貸し別荘」に近いかと思う。 しかし「戸建てに宿泊する」となると 「でも、お高いんでしょう?」 という疑問が湧くと思う。もちろん私も思っていた。しかしバリ島の物価と、 宿泊料は人数ではなく一戸単位 (つまり、宿泊料三万円のヴィラを三人で利用すれば、一人一万円ということ)での計算になるため、複数で利用するならば、予算に合わせたお手ごろ料金で宿泊できるのだ。 今回私たちが利用したヴィラは 「ワンベットルーム プライベートプール付」 という平屋だったのだが、 夫婦2人で利用するにはちょうどよいサイズだった。 いわゆる新婚旅行のカップル向けのイメージのヴィラ、という感じだと思われる。バリ島で出会った現地のガイドさんの話によると「もっと安いところもある」らしいのだが、設備が整っていなかったり掃除が雑だったりする場合もあるようだ。また場所によっても宿泊料が変化するので、値段だけではなかなか難しいところですね。 ・私たちが、バリ島で泊まったヴィラについて 今回宿泊したヴィラは「4つ星」に相当するのだが、掃除も行き届いていたし日本人でも安心して泊まれるヴィラだと感じた。参考までに、私の手書きで恐縮だが見取り図を書いてみた。こちらである。 便宜上「壁」を書いてあるが、実際はスライド式の仕切りとなっていて、すべての部屋から直接プールへ入れるようになっている。つまり、朝起きてそのままプールへドボン、も(やろうと思えば)できる。朝食付きで、レストランで食べることも部屋まで運んでもらうことも選択できた。 ちなみに、今回の宿泊特典として連泊すると 「フローティングブレックファスト」 のサービスがついていた。こちらは、プールに朝食を浮かべて楽しめるという、いわゆる「映える」サービスである。 普段の私たちであれば「若い人たち向けですよね? 私たちはいいかな・・・」と申し込まないサービスである。しかしスタッフの方に「フローティングはいつにする? やるんでしょう?」と聞かれたこともあり、それならせっかくだから、

【バリ島へ行った話(4)】ヴィラに泊まりたい。

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・バリ島のヴィラに泊まりたい 今回のバリ旅行では 「ヴィラに泊まってみたい」 と思っていた。いや「ヴィラに泊まる」と決めていた。いつ、どのタイミングでそうなったのか忘れてしまったのだが、私の中では「バリ=ヴィラ」という図式が成立していた。もしもバリへ行くならばヴィラへ泊まりたい。高級なヴィラは無理でも、そこそこ(?)のところに泊まってみたい。一般庶民の目標として、そんなことを考えていたのだった。 旅行代理店で相談すると、オススメのヴィラを提案してくれた。その中で今回予約を取ったのが 「マカ ヴィラズ&スパ ウマラス」 である。1ベットルームで、専用プール付き。写真を見ると、いかにもリゾート地というような、綺麗で整えられた雰囲気に見えた。 しかし、年齢を重ねて中途半端に経験を積んでしまい、性格がひねくれた私の頭の中には「この写真はあくまでもイメージだろう。演出された映像だろう。日本のホテルでこの値段だと、まあそこそこかな。でもヴィラはヴィラだし、予算内だし、ここでいいだろう」と考えていた。 つまり、 あまり期待しすぎないでおこう、と期待値にブレーキをかけておいたのだった。 人生において「期待し過ぎない」のも処世術のひとつである。楽しみにする、と、過度に期待するは、似ているようで違うものなのである。 ・バリへ到着 車とバイクの喧騒の町 バリ島初日、私たちがヴィラに到着したのは、午後8時過ぎだったと思う。空港からヴィラまでの道は、想像以上に混雑していて車とバイクのクラクションが響くような騒然とした雰囲気だった。今回は空港からヴィラまで、事前に車を予約(カーチャーター)していたのだが、移動中に車が停車した瞬間、車の周囲をたくさんのバイクが取り囲んでいく。 2人乗り、または3人乗りのバイクがぐいぐいと隙間に割り込んできて、車も対向車線にはみ出して無理な追い抜きをかけてくる。恐怖を通り越して、 よくこれで事故らないものだなぁと感心してしまうような混雑ぶり だ。 運転手さんは日本語ができる人だったので「いつもこんな感じですか? これで事故らないんですか?」と日本語で質問すると「時々事故ることもあります。でも大丈夫です」と返ってきた。バリ在住のTさんに「最近のバリは渋滞が酷い」と事前に聞かされてはいたが、想像以上の混雑と喧騒だった。それが 私のバリの第一印象だった。

【バリ島へ行った話(3)】航空券とwebチェックイン(ガルーダインドネシア航空でバリへ)

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・航空券の予約をしよう。 日本からインドネシアへは飛行機で移動することになる。成田からデンパサール空港まで ガルーダ・インドネシア航空 の直行便が運行していて、今回はこちらを利用した。チケットを予約する際に「席を隣り合わせで予約するためには、 オプションで追加料金が必要になる 」と説明があった。数千円の追加ということなので(正確な金額は忘れてしまいました)さて、どうしようかと3分ほど考えた。 旅の計画をしていて悩ましいのが、追加料金が続いて当初の予定よりも大幅に予算が膨れ上がっていくことである。数千円のオプションが積み重なると、あっというまに数万円になったりする。予算に余裕がたっぷりあるのならば問題ないのだが、そういう状況ではない。限られた資金を活用して 「すこしでも遠くへ、少しでも長く 」の旅が、私たちの基本姿勢である。今回の旅も、もちろんこれが原則だ。 さてどうしようか、別に席が並びでなくてもいいかな……、などと考えていたところ、スタッフの方から「 早い者勝ちにはなるけれど、webチェックインの時に席を選べるので、そこで確定する方法がある 」という説明があった。 あぁ、それでいいです。時期的にそこまで混雑していなさそうだし、並びは取れなくても前後の席は大丈夫だろう、と軽く考えてオプションは追加せずに予約申し込みをした。 ところが、このときの判断が甘かったことを知るのは…… と、いうこともなく、後日無事にwebチェックインで並びの席を押さえることができたのだった。そこで今回は「webチェックイン」について、補足説明(体験談)を記しておこうと思う。  ・webチェックインは、48時間前から ガルーダ・インドネシア航空の場合、 48時間前から、webチェックイン (事前チェックイン)をすることができる。ログインすると、その時点で空いてる席が表示されるので、好きな席を選びチェックインできるシステムになっている。事前準備として、ガルーダ・インドネシア航空のアプリをスマホなどにダウンロードしておくとよろしいかと思う。 英語表記のため、私のように語学力に心配な人は少々戸惑う かと思うのだが、手順を解説しているサイトもあるので、それらを見ながら頑張ってチェックインしていただきたい。飛行機のチケットを購入した経験がある方なら、なんとか乗り切れるはず。がんばってください。 し

【バリ島へ行った話(2)】パスポート&ビザ申請

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・パスポートを申請しよう さて、海外旅行への最初の一歩は パスポート取得 することである。今までのパスポートはとっくに失効していたので、改めて県庁に行きパスポートを取得することにした。パスポートには5年と10年の2種類あり、5年だと11.000円、10年だと16.000円の手数料が必要になる(2023年現在)その差5.000円である。 金額差は気になるところだが、5年後に更新の手続きをするのが面倒に感じたので、10年で申請することにした。ちなみに私は、最近ヒゲを伸ばしているのだが、申請窓口に提出する際に 「ヒゲを剃られてしまいますと、入国審査の時にチェックが厳しくなるかもしれません」 ということを指摘された。 なるほどそうか。あまり深く考えていなかったけれども、ヒゲも注意するポイントになるのか。実際のところ、そこまでヒゲにこだわりがあるわけでもないので、10年間ずっとヒゲを伸ばしているかは怪しい。来年そってしまうかもしれない。バリ島で急に「そうだ、ヒゲを剃ろう」となるかもしれない。 未来は未確定で未知で、様々な選択肢が存在する。しかしそうは言っても、写真も撮影してしまったし撮り直すのももったいないので、そのまま申請することにした。さて、10年後の私は、どのような顔になっているのだろう? 年齢相応に老け込んでいくことは確実だから「ああ、この頃は若かったなあ」としみじみするのだろうか。 「なんだ、このころのオレ。ヒゲを伸ばして調子にのりやがって」 と自己批判するだろうか。10年後のお楽しみにしておこうと思う。 ・コロナ対策について さて、ここで「コロナ禍」に関する書類にも触れておこう。現在では以下の書類提出は廃止になっているため、 これから出国する人には無用の情報 となるので読み飛ばしていただいて構わない。ただ「当時は、このような感じだったんだぞ」という記録的な意味で書いておこうと思う。 コロナ禍における、インドネシア入国の際に必要だったものは「新型コロナワクチン接種証明書」と「SATUSEHATアプリの登録」の2点。しかし、ちょうど私たちが出国するタイミング(2022年の6月上旬)に、 これらの書類提出が不必要となった。 代理店のスタッフの方にも「まもなく、これらの書類が不必要になるかもしれません」と言われていたので期待していたのだが、 まるで私たちの出国に合わせてく

【バリ島へ行った話(1)】出国に向けて、まずは準備から

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先月(2023年6月)バリ島へ行った。私にとって、 はじめてのバリ である。これから、その時の話を書いてみようと思う。結論めいたものを最初に書いてしまうと、今回のバリ旅は 「たぶん一生忘れない」 ものになった。とくに、劇的なドラマがあったわけではないし、読んでいる人に何かしらの感動を与えるようなものでもない。極めて個人的な体験の連続であり、ささやかな時間の積み重ねである。おそらく多くの人たちにとって、有意義な内容ではないかと思う。 では何のために書くのか? それはそう、もちろん「自分」のためである。すこしでも記憶が鮮やかなうちに 記録として残しておきたいという気持ち。 そしてできることなら、だれかと「それ」を共有したい気持ち。とにもかくにも個人的な内容であることを含みおきいただき、お付き合いいただければ幸い。移動中や、仕事相手からの返信待ちで時間を持て余している時など、パラパラと適当にめくっていただきたい。もしかすると、人生の教訓めいたものが、多少は隠れているかもしれなくもない。 ・なぜバリへ? バリ島へ行くことになった。私の提案ではない。妻が旅行先に、バリを提案してきたからである。「バリ」ときいて、あなたはどのようなイメージが頭に浮かぶだろうか? 私は女性が民族衣裳を着て踊っている姿(レゴンダンスという。これは現地で見に行くことができた)程度しか思い浮かばなかった。ガイドブックなどで 「神々の住む島」とか「極上のリゾート地」 というフレーズを目にする度に「どちらかというと自分には縁がない島」とさえ思っていた。 しかし、普段はあまり自分の意見を主張しない妻が 「バリ島へ行ってみたい。大学生の頃から、いつか行ってみたいと思っていたから」 と言われたのならば反対する理由はない。それならばバリへ行こうもはやバリ島一択だ、と計画を立てることにしたのだった。 そのような流れで計画を立て始めたのが、2023年の2月ころ。当時はまだコロナ禍の影響が続き「そろそろ海外旅行も大丈夫そうだけど、まだもう少し先かな」といった気配が残っている時期だった。日本では道を歩く人のほぼ全員がマスクをしており、時折マスクを外している人を見ると「マスクをしていない人がいるな」と、目立ってしまうような状況だった。 ・まずは「旅行代理店」へ行こう 正直迷いはあった。それと同時に 「コロナ禍以降、海外旅行の

【旅の話】バリ島の人は、本を読まない?(Podcast)

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先日、バリ島へ行った時のことをPodcastで配信しました。人生を豊かにするような教訓も、ためになる情報もありませんが、移動の時間などに聞き流してみてください。 【バリ島の人は、本を読まない?】 【芥川龍之介】美しいと思うもの(追憶より)】 ※後半「バリ旅」の話をしています。               ・Podcast【佐藤ゼミ】では、文学作品解説や文豪エピソードなど、文学を楽しむヒントを提供しています。読書を楽しみたい人や、社会人の学び直しなど、気になった人はチャンネル登録お願いします。 ✈︎ ・バリ島に関する記事一覧 ☝筆者: 佐藤隆弘のプロフィール ✍︎: 佐藤への仕事の依頼&問い合わせ ✒ 【Youtubeチャンネル】佐藤ゼミ ☑: ブログのTOPへもどる

【海外旅行】WiFiBOXをレンタルして、バリ島へ

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SIMか? レンタルWi-Fiか? 旅先で「スマホ」は必須アイテムである。国内はもちろん海外旅行なら、なおさらである。しかし、そんなスマホも「Wifi」がなければどうにもならない。写真は撮れるが、マップも使えないし検索もできないし、ガイドと連絡もとれない。 今回、バリ島へ旅行に行くにあたって「SIM」にしようか「レンタルWi-Fi」にしようか考えていたところ、外国人の知人から「語学力に自信がないのであれば、レンタルWi-Fiの方が良いと思う」とアドバイスを受けたので、それに従うことにした。 旅行代理店で航空券の相談をしていた際に「レンタルWi-Fi」について質問してみると、見積もりを出してくれた。それによると「500MB/日×6日間レンタルで、6千円前後」というところだった。まあそのくらいかな、と思いつつ、その時は時間がなかったので話を進めず帰宅した。 WiFiBOXに、しよう。 数日後、旅行のガイドブックを見ていたところ「WiFiBOX」の広告が目にとまった。なんとなく気になってサイトを調べてみたところ、 インドネシアの場合「500MB 490円/日」〜「無制限 1.090円/日」 だった。なかなかのお手頃価格。本体の受け取りと返却は成田空港の専用カウンターでできるし、手数料なども必要ない。円安のご時世、必要経費はできるだけ抑えたいところ。一応他社のWiFiレンタルをざっくり調べてみたあと、WiFiBOXをレンタルすることにした。 今回契約したのは「500MB 490円/日」のプランである。宿泊するヴィラにWi-Fiはあるし、移動中に動画を見たり、頻繁に検索することもないと思うので最低限のプランで大丈夫だと考えたからだ。オプションで保証もつけられるのだが、加入していた旅行保険の方でまかなえるようなので、本体のレンタルのみにした。 結果6日間で「2.940円」 となった。うむ、最初の見積もりの半額で済ませることができた。よかったです。 出発「成田空港」で本体受け取り 出発当日。成田空港に到着してまず最初に「WiFiBOX」の受け取りカウンターへ向かった。まだ午前8時過ぎだったためか、カウンターに店員さんの姿はなかった。届いたメールに書かれた手順にしたがってQRコードをかざすと、ガシャンと本体が飛び出てくる。おう、キミが今回の相棒か、と貸出機から引き出してレンタル開始

【スーツケース購入】GRIFFIN LAND FK1212-1(海外旅行)

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スーツケースを、買い換えよう。 海外旅行に行くことになったので、スーツケースを新調することにした。若い頃ならば「デザイン」で選んでいた。多少重かろうが、使い勝手が悪かろうが「自分が気に入ったスーツケースを持ち歩きたい」と息巻いて、デザインで選んでいたと思う。 しかし年齢を重ねた今の私にとって、 優先順位は「軽さ」 である。デザインはシンプルでOK。とりあえず軽くて、それなりの機能があれば大丈夫。スーツケースは消耗品と割り切っているので、お値段もお手頃であることも大切。そんな感じで探して見つけたのが「 グリフィンランド FK1212 (Mサイズ)」というスーツケースだった。セールで7千円台で購入した。 まずは、第一印象をチェック 今回は、 5泊6日の日程だったので、Mサイズ(58L) を選んだ。行き先がインドネシアのバリ島なので、軽装(下着とかTシャツなど)で大丈夫だったため容量的に必要十分と考えたからだ。内装は仕切り板とメッシュポケット、そしてクロスベルトが付属していて使い勝手も良さそう。個人的には文句なし、というのが第一印象だった。 TSAロックも付属(鍵式)している。表面は傷が目立ちにくいエンボス加工。フィルム加工のスーツケースだと数回使っただけで傷がついてボロボロになることがあるので、個人的にはエンボス加工の方が好みである。ちなみに今回も、周囲に傷や汚れはついたものの、特にトラブルや割れなどもなく無事に乗り切ってくれました。 妻が弟から借りてきた、ドンキホーテのスーツケース(Lサイズ)と並べてみた。こうして並べてみると、それなりにサイズ感に違いがあるのがわかる。こちらのスーツケースは妻が使っていたのだが、Lサイズでちょうどよかったらしい。帰国時はお土産なども増えるし、荷物が多めの人はLサイズを検討してみるのもが良いかもしれない。 そして、帰国。 5泊6日の日程を終え特にトラブルもなく、無事に過ごすことができた。帰国時は、お土産などでだいぶスペースに余裕がなく重たくなったのだが、問題なく乗り切ることができた。(ちなみに、帰国時に成田空港から自宅まで宅急便で送ったのだが、140サイズでした) ひとつだけ気になる点をあげるならば、キャスターにストッパーがついていないので、傾斜のあるところに置くと移動してしまう点だろうか。しかし、その点を考慮に入れても十分に「コスバが