奥入瀬渓流&十和田湖観光 初夏の青森を巡る旅(2) 

奥入瀬渓流美術館でアート作品を堪能した後、ひとまず十和田市内のホテルにチェックインする。鍵をもらい、今晩の寝床を確保してから、次に向かったのは奥入瀬渓流。

途中にある道の駅などに立ち寄りつつ、1時間ほどで到着。奥入瀬渓流には、子供の頃(小学校の1年生の時)に家族で遊びに来たことがある場所。その時は、なかなか目的地に到着しなくて車の中で退屈してしまった、という記憶しか残っていない。車を運転している父親に「まだ?」と何度も質問した記憶しかない。そんな「退屈な思い出」の場所に、今度は自分の意志で、わざわざやってきているというのも、なかなか面白いものだな、と思ってしまう。

ホテルのスタッフの方に「休日は渋滞するので、気を付けてください」と言われていたのだけど、思いの外空いていて自分のペースで走ることができた。木漏れ日の中を、ゆっくりと車で走り抜けていくと、まさに「観光地に来ている」という気分満載で、自然と笑顔になってしまう。当日(7月中旬)は、窓を開けて走っていると、ちょうど心地よい気温だったので、少しでも天然の空気に浸るべく、車の窓を全開にして顔に風を当てながら走った。

そんな風にして、流れて行く風景を眺めていると、なんとなく「これは見た事がある景色だ」と感じる場所がある。実際に、記憶に残っている可能性は少ないし、単なる思い込みなのかもしれないけれど、子供の頃の記憶かもしれない映像と目の前の映像が一致する瞬間は、なかなか面白い感じがした。子供の頃の感覚に、ほんの少しだけ戻れたような気分になった。

ちなみに、奥入瀬渓流の遊歩道を歩くと、全部で5時間くらいかかるそうだ。このような場所は、徒歩であちらこちらを眺めながら、ゆっくりと歩く方が何倍も楽しいし、発見があるだろう。レンタサイクルなどもあるらしいので、今度は別の季節にやってきて、全コースを歩いてみたいと思いました。

奥入瀬渓流を通り抜けると、そこは十和田湖
遊覧船乗り場の駐車場に車をとめて、湖畔に近づいてみる。桟橋で釣りをしている人がいる。携帯用の椅子に腰掛けて、ずっと湖畔を眺めている老夫婦がいる。あまり音は聞こえない。自然の音しか聞こえない。近くの売店で「きりたんぽ」を買って、缶コーヒーを飲み、青森のガイドブックを見ながら休憩をする。もう6時過ぎだというのに、夏の太陽はまだまだ高い。もうしばらくは、こうやって遊んでいられるな、と考えていると、意味もなくわくわくしてくる。

旅に出なければ、いつもと同じ場所で、いつもと同じようなことをして過ごしていたに違いない。出発するまでは日程の調整や準備などで、なかなか手間がかかるけれど、それ以上の豊かな時間を手にすることができる。さて次はどこにいこう。(初夏の青森を巡る旅(3)へつづく

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